実践派FPのスローリッチのすすめ

本業を大切にしプライベートも充実させながら、ゆっくりと「賢明で幸せなお金持ちになりたい人」を意識したブログです。金融基礎知識のない初心者のために保険や投資信託などにも触れていきます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『50歳までに3000万円を貯めるのは難しい!?』

こんにちは、実践派FP 斉藤俊行です。

最近、40代の貧困化とか、高年齢フリーター、
そして、中高年の低所得層などといった言葉を
雑誌や新聞などで目にすることがあります。

このようなインパクトある言葉を目にすれば、
40代といえば、まさに、私自身が44歳なので
人ごとのように軽く流すことができません。

世間では非常識だと思われるかもしれませんが、
私は、資産づくりの目標で、
過去からずっと『50歳までに3000万円を貯める』ことを
繰り返し提唱してきましたのは、
拙著『「投資信託にだまされるな!」にだまされるな!』
に書いたとおりです。

ただ、世間一般では中高年貧困化の低所得層の増加やフリーターなど
中高年の収入が伸び悩んでいることは事実ですが、
私が資産運用の担当をさせて頂いているクライアントさんたちは
基本的に負債よりも資産が多い金融資産リッチ世帯がほとんどです。

実際、一般サラリーマンの30代でありながらあともう少しで
金融資産が3000万円に届きそうなクライアントさんもいらっしゃいます。
他の方たちも3000万円の目標額には当分未達であっても
若かった20代の頃よりは明らかに現在の方が金融資産リッチになっています。

ただし、
金融資産リッチな状態がしばらく続いたからといっても油断はできません。
また、30代、40代はこのまま金融資産リッチの状態が続くかどうかの
大きな節目になるのも事実でしょう。

それは、住宅購入の問題があるからです。
私は、ずっと「住居賃貸派」のポリシーで通していますが、
友人知人など周囲では金利が低いこともあって住宅ローンを組み、
家・マンションを購入している人もいらっしゃいます。

ただ、お金の専門家の立場から少しだけ言わせていただくと
市中金利、長期金利(10年債利回り)が低いということは
実物経済では、企業の利潤率も低いということですから、
一部の例外的な好景気な業種を除くと
企業で働くビジネスパーソンの勤労所得も伸び悩むのが普通です。
したがって、
収入ダウンも想定した人生設計をするべき時代だと認識しています。

ですので、
私は住居賃貸で済ませ、
家計は無借金主義で身軽にしておき、
一方で金融資産設計・資産運用に力を入れてきました。

ちなみに、持ち家については、
子供が独立し自分がリタイアするときに
生活スタイルに合致した条件のもと住居をキャッシュで買う予定です。
この考え方は、20代の若いころから全く変わりません。

そして、持ち家を所有しても今後も資金繰り面で
問題がないと考えるご家庭は、
住宅ローンを組む世帯の場合は、
将来も引き続き高額所得を稼げる人(夫婦)であったり、
または、
キャッシュで家が買えるほどの富裕層だと思います。
(遺産相続リッチも含む)


当然、そうではない状態のまま住宅ローンを組んで家を購入すると
家計のバランスシートは拡大し金融資産リッチな状態は崩れ、
ほとんどのケースでは、金融資産形成のペースはダウンします。

例えば、
36歳の時に一時金500万円の投資額にプラス毎月積立投資額が10万円だと
14年間における当初の想定投資元本は、2,180万円ですので、
投資信託を活用した資産運用であれば、
50歳までに3000万円を貯めることを目標にする計画は実現可能です。

しかし、毎月積立投資を中止または大幅に減額したり、
長年築き上げてきた投資元本を取り崩してしまえば
当然、投資元本は小さくなりますから
金融資産リッチとする目標の達成は非常に困難なものとなります。

また別の側面では、
年収の何倍もの借金をしているのでそのプレッシャーから
積極的な投資がしずらくなります。
ですので、投資の世界では、リスクとリターンは同じ意味ですから
リスクが取れなくなれば投資収益は当然期待できなくなるのです。

さらに、これまでは数千円単位の支出に対し
家計を切り詰め一生懸命に節約しながら
貯めてきた貯金・金融資産であっても、
それを一度取り崩しはじめると箍(たが)が外れたかのように
数十万円単位のお金がいとも簡単に家計から流出し始めることも
(生活者の行動パターンからは)普通に考えられます。

余談ではありますが、
活動期に入ってしまった現在から今後10年のあいだに
関東地方で大地震が起きる確率を考慮しますと
耐震、免震といった建物の構造であっても
個人的には、現時点で家を買うには憚れます。
(あくまで、私の個人的な見解でありますのでどうぞご容赦くださいませ)


以上から、
元々は、蓄財優等生だった人やご夫婦でも
30代・40代の人生の節目に住居の選択によっては、
家計の状態に大きな変化が生じてしまいます。

そう考えますと、稼げる働き者のビジネスパーソンや
蓄財優等生なご夫婦であれば十分達成可能な現実的な目標額であっても
『50歳までに3000万円を貯める』
といった、この壮大な資産づくりの目標はある意味難しいのかもしれません。


本日も最後までブログをお読みくださりありがとうございました。


実践派FP 斉藤俊行






スポンサーサイト

テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://slowrichlife.blog41.fc2.com/tb.php/381-9c3da708
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。