実践派FPのスローリッチのすすめ

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GM(ゼネラルモーターズ)のレガシーコスト

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実践派FP(ファイナンシャルプランナー
斉藤俊行(豊島区FP)のスローリッチのすすめブログです。
読者の皆さまのお金と幸せと成功に、
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本日のテーマはこちらです。

テーマ:『 GMゼネラルモーターズ)のレガシーコスト 』


最近、アメリカ自動車業界が慌しいですね。

本日もニュースによりますと、
日経ネットから以下のことが報道されています。

米ゼネラル・モーターズ(GM)が
ブランドの切り売りを本格化するとのこと。
4月15日、「サターン」の具体的な売却先候補を公表されました。
新たに2ブランドの分離・売却構想も報じられた。
優良ブランドを集めた「新生GM」として生き残っても、
販売規模が今の7割以下にとどまる可能性がある。
GMは17日にも債権者に新たな債務削減策を要求する見通しで、
6月1日の再建策提出期限へ向けた動きが慌ただしさを増している。

 GMは15日、
サターンの売却先候補の1つとして米投資ファンド、
ブラック・オーク・パートナーズなどの
企業連合と交渉していることを認めた。
一部米メディアは同日、大型車主体の「GMC」と、
主に若者向けの「ポンティアック」も
分離・売却対象に浮上していると報じた。
GMが2月にまとめた再建計画では、
ポンティアックは事業縮小、GMCは維持するとしており、
売却対象が増えた格好だ。



Newsweek(ニューズウィーク)の2009年4月15日号でも
GM(ゼネラルモーターズ)に関する記事が色々とありました。

その中でも、
レガシーコストビッグ3を追い詰めた」
という記事に目が行きました。

GMを筆頭にフォード、クライスラーのビッグ3
販売不振であるのは、周知の事実です。
でも、
ここまで経営が追い詰められた背景には
レガシーコストとよばれる問題がある
と指摘しています。

日本は国民皆保険制度がありますが、
アメリカはこのような社会保障制度がないので、
大企業は伝統的に従業員の年金と医療保険を
負担しています。
しかし、
現状は過去に約束した年金と退職者向けの医療保険の
支払いが重すぎてビッグスリーの収益を圧迫しています。
そして、
このように過去からの「負の遺産(レガシー)」に掛かる費用のことを、
レガシーコスト」と呼ばれています。

この記事を読んで驚いたことは、
GM(ゼネラルモーターズ)は過去10数年間で
年金と退職者への医療保険の支払いだけで、
年平均あたり70億ドル(約7,000億円)を支払っています。
また、
GM(ゼネラルモーターズ)の場合、
現役組合労働者1人つき5人近い退職者が存在するようなので、
つまり、
一人の現役労働者の働きで、
5人の退職者の老後を保証しなければならない構図です。
高コスト体質そのものですね。

ちなみに、
GM(ゼネラルモーターズ)車1台に占めるレガシーコストの金額は、
約1,400ドル(約14万円)であり、
日本の自動車会社の同様のコストが
1台あたり100ドル(1万円)ということなので、
日本車とのコスト競争でも大きな差が生じています。

こんな状況では、
抜本的に経営改革を進め、
労使協約などを一度白紙にでも戻さない限り
グローバルな競争力がある会社への再建は無理だということは
誰でもわかります。

また、ビッグスリーについて、
オバマ大統領が最近の演説のなかで、
「オプションの1つとして会社を倒産させることもあり得る」
という点について明言していました。
つまり、
GM(ゼネラルモーターズ)といえども、
絶対に救済するわけではないということなのでしょう。

昔から自営業主や小さい企業に勤務する人は、
会社の保証に期待など到底できないから、
自分で老後の準備などをしなければならない事情があります。
だから、貯蓄性向が本来は高いものです。
しかし、
最近の日本は、
国の年金制度まで期待できなくなってしまったので、
大企業に勤める人までも自主年金づくりの準備のため、
若い頃から早々に資産形成をするようになりました。

どこの家庭でも、
家計を改善するためには、
「勤倹貯蓄」を実践するしかなく、
それ以外に道はありません。
家計で赤字の垂れ流しが続けば破産してしまうことになるので、
危機感の意識を持つはずです。

そんなことは誰でも気付いていることだと思うのですが、
ファイナンシャルプランニングの先進国であるアメリカであっても、
保障が手厚いアメリカ巨大自動車企業の傘の下では、
そんな当たり前のことも分からなくなってしまうのでしょうか?

アメリカ自動車産業の今後の動きに
これからも注目していきたいと思います。


『 GM(ゼネラルモーターズ)のレガシーコスト 』


読者の皆さんのご参考になれば幸いです。



引き続き、
国際金融経済の行方をしっかり視て行き、
読者の皆さんの役に立てる記事を書きたいと思いますので
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本日も最後までブログをお読みくださりありがとうございました。


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  • 2009/04/23(木) 11:57:21 |
  • ハズレ社会人

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