実践派FPのスローリッチのすすめ

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ブレトン・ウッズ2という試み(新生IMFという考え方)

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実践派FP(ファイナンシャルプランナー
斉藤俊行(豊島区FP)のブログです。
読者の皆さまのお金と幸せと成功に、
少しでもお役に立つ記事を書けるようにブログへ取り組んでいます。

2008年11月26日号のNewsweek
『新世界秩序』(グローバル金融危機と多極化のゆくえ)
のなかで、
今、世界には「新しい銀行」が必要だと述べられていました。
私は大変興味を惹かれましたので、
簡単な解説を加えながら、
今回のブログで
読者の皆さんへご紹介したいと思います。


早速ですが、
これは要するに、
アメリカを中心とする世界の20世紀型の経済体制が終わり
21世紀型の新経済体制や新金融システムの始まりの予感といった
感じのことでしょうか。

時代の変化が、
巨大な金融危機や信用危機をきっかけに
本格的に始動しはじめていることを意味します。

またBRICsの台頭により
G8の役割は終わったと述べられています。

ちなみに、
BRICsとは、
ブラジル、ロシア、インド、中国を示した略称
です。

G8とは主要国首脳会議であり、
参加国は、
G7(日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ)
の先進7カ国に
ロシアを加えたもの
です。

欧米中心のG8から、
より多くの国々が参加するG20に役割が移行するのは、
いまや欧米中心の世界経済とはいえない
事情があるからだと私たちは理解できます。

BRICs各国の人口は、
世界人口の半分近くを占め、
また
2009年の世界の経済成長の75%(4分の3)が
BRICsおよび、その他の新興国が担うと
予測する専門家もいるほどだといわれています。


このように新興国による
世界経済への影響度が強まる中では、
新興市場の中心的な役割のBRICs諸国への
注目度は強まり続けるでしょう。

それに、
金融危機が解決するためにも
このBRICsおよび新興国の役割も重要であることは
いま経済や金融システムが弱っている
アメリカやヨーロッパの政府も認めているのは明らかです。


このように世界が大きく動く中で
IMF世界銀行などの国際機構の再編に
つながる可能性が出てきたおいうことです。

またNewsweekの記事では、
『金融の責任は新生IMFに一元化するべき』
と述べられています。

IMFとは、
国際通貨基金のことで、
国際通貨体制の安定性を維持するために
1946年に創設された国際金融機関
です。

世界銀行は、
途上国の経済支援を中心に活動する
国際金融機関
のことです。

また記事の中で、
ブレトン・ウッズ2という言葉がありました。

それは、
11月14日、15日にワシントンで開催された
G20の金融サミットで合意された計画を進める上で
第二次大戦中に行われたブレトン・ウッズ体制
成功を繰返そうとするだろうというものです。

では、
ブレトン・ウッズ体制とは何か簡単に説明しておきます。

ブレトン・ウッズ体制とは、
一言で表現すれば、
IMF国際通貨基金)や世界銀行を中心とした
戦後のドル本位制のこと
です。

1944年7月、
アメリカのニューハンプシャー州ブレトン・ウッズにおいて
連合国44カ国による会議が開かれ
戦後の国際通貨体制に関し話し合われました。
この会議により決定されたのが、
IMF国際通貨基金)と世界銀行です。
この二つの国際金融機関を中心とした
国際的な経済体制のことを
ブレトン・ウッズ体制といいます。

1930年ごろから、
世界のマネーはアメリカへ集中しだし、
第二次世界大戦以後も
米国経済は圧倒的に強くなって行きました。
そのアメリカ経済の資金力から米ドルは、
金(きん)と同様の価値があるとされていました。

実際に、
金との交換が固定した為替レートで
金1オンス=35ドルで保証され固定相場制を
実施していました。

その後、ブレトン・ウッズ体制は、
アメリカの財政赤字や大量の米ドルが海外に流出することになり
金の準備量をはるかに超えてしまい、
ドルと金の交換が出来なくなり完全に崩壊してしまいました。
1971年8月15日、
当時の米ニクソン大統領は
ドルと金との交換を停止することを発表しました。
このニクソン・ショックによってドルの信用も失墜します。

このブレトン・ウッズ体制の最大のポイントは、
固定相場制のルールを守り、
第二次大戦後の世界経済を再建すること
にありました。

この当時のブレトン・ウッズ体制は、
アメリカを中心に執り行われましたが、
ブレトン・ウッズ2は、
一国が中心となるのではなく
G20の金融サミットが開かれたように
BRICsなど新興国も含めた広範囲に
考えられているものでしょう。

現在の金融危機の解決を進めるあいだに
ブレトン・ウッズ2
国際社会で進展することが望まれます。

それが、
既存のIMF世界銀行や各国の中央銀行でもない
「世界の新しい銀行、新生IMFだということだと思います。

このブレトン・ウッズ2
成功するかどうかは、
これから数週間のあいだに
次の4つのポイントに対して
大胆かつ効果的に取り組むくかどうかで決まると
モハメド・エル・イーリアン(ピムコCEO)氏は
Newsweekのコラムの中で述べています。

<4つのポイント>

1.世界的な金融安定化の責任の所在を明確にし
  新生IMFといった一つの国際金融機関として
  一元化すること
  またG7を解体し次の国々でG10という
  新しいグループを一時的に引き継ぐ
  日本、米国、イギリス、フランス、ドイツ
  ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ
  
2.金融サミット後の進捗を適切に管理したり
  調整したりするための政治力が必要。
  またオバマ次期政権へ期待。

3.経済の発展と金融の安定を区別せずに
  一体化して扱うための新しい枠組みが必要。

4.次の金融危機が起きた時に
  それを乗り切るための方法を各国が合意すること。

  
以上。

近い将来、
「世界の新しい銀行」ができることは、
世界経済や国際金融にとっても
よいことだと思いますが如何でしょうか。

また既存のIMF(国際通貨基金)が
世界から信頼されるアドバイザーになるためには、
多くの改革が必要だと云われています。
それが新生IMF国際通貨基金)となる
条件なのでしょうか。

21世紀の新しい経済体制や金融システムを構築してゆく中で
日本やオバマ次期政権など世界各国の指導者たちが
今後どのような対策を打ち出すのか注目したいと思います。


引き続き、
国際金融経済の行方をしっかり視て行き、
読者の皆さんの役に立てる記事を書きたいと思いますので
どうぞよろしくお願い致します。
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本日も最後までブログをお読みくださりありがとうございました。


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コメント

10月底ではなさそうですね

なんとなく相場の雰囲気が悪いですね。まだまだ底打った感じが全然しません。
日経平均は6000円台までいく可能性ありそうで、米国はもっと深刻ですよね。ビッグ3の問題もありますし、不動産市場もいよいよ住宅から商業用不動産にも影響がでてきたようです。
まだまだ金融の安定化には時間がかかりそうです。
それよりも恐慌入りしていると言ったほうが懸命かもしれませんね。
恐ろしいですね。投信信託でも1日で基準価格5%とか平気で下がりますから・・・。いまや、国際分散投資なんてまるで無意味な環境かと思います。
米国株が下がれば、世界各国全て下がるわけですからねぇ。

  • 2008/11/20(木) 22:37:55 |
  • URL |
  • まる #-
  • [ 編集]

斉藤様
いつも詳しい内容のブログで勉強させていただいております。

とりあえず世の中は悲観一色ですが、日本の状況は97年~03年の頃の方が悪かったように思います。

すでに日本はデフレは経験済みですし、現預金を潤沢にもつ日本の企業は強気のM&Aを行ったりとプラスの側面も見られますね。

こういう株(企業)、外国通貨、不動産がすべてバーゲンセール状態の時にこそ1年くらいかけてゆっくり投資するのが賢い投資家ではないかと思いますが、斉藤様はどうお考えでしょうか??

  • 2008/11/21(金) 10:26:30 |
  • URL |
  • 岡山県人 #-
  • [ 編集]

まる様
コメントありがとうございます。
今現在、株式相場は悲観的ですが、
数年後に大きな収益を稼ぐには絶好の機会ですね。
もし日経平均が6,000円割れする事態になれば
また更に買いたくなります。
個人投資家にはまとないチャンス到来にも
なると思いますが。
ご成功祈っています。

  • 2008/11/21(金) 12:42:34 |
  • URL |
  • 実践派FP斉藤 #-
  • [ 編集]

岡山県人さま
いつもコメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、
「賢い投資家は、最も暗いときに投資する」と
成功する投資家の言葉にもあるように
資金力が続く人やキャッシュがある人には追い風が吹いていると思います。
通常ではありえないくらいの収益を数年後に稼げるチャンスがあり、
今の時期に淡々と逆張り投資を実践できる人であれば、
景気がよくなる頃にはプチ資産家も多く誕生しているかもしれませんね。
私は非常識な考えかもしれませんがそのように実感しています。
今後ともよろしくお願い致します。
ご成功祈っています。

  • 2008/11/21(金) 12:55:32 |
  • URL |
  • 実践派FP斉藤 #-
  • [ 編集]

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