実践派FPのスローリッチのすすめ

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アメリカが変わるとマネーはどうなる②

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実践派FP(ファイナンシャルプランナー
斉藤俊行(豊島区FP)のブログです。
読者の皆さまのお金と幸せと成功に、
少しでもお役に立つ記事を書けるようにブログへ取り組んでいます。


日米欧および新興国の20カ国・地域(G20)による
G20緊急首脳会議金融サミット)は、
米国時間の2008年11月15日午後、
金融安定化に向け「あらゆる追加的措置をとる」
との首脳宣言を採択し、閉幕しました。

また世界経済の成長回復には
「より緊密で広範な政策対応が必要だ」
とされました。
そして、
適切な金融政策と景気刺激の財政政策を組み合わせた
国際協調の行動をとる方針が明記されました。

次回の首脳会議(サミット)は
2009年4月末までに開催する予定になりました。

今回のサミットではサプライズは特にありませんが
無難に終了といった感じです。

マーケットの反応としては、
金融市場の危機から脱するための打開策として
即効性には乏しいものの
金融安定化に向け「あらゆる追加的措置をとる」
という言葉には期待感があるようです。


今回のG20金融サミットの首脳宣言とは別に、
金融危機の再発防止のための具体的な措置を盛り込んだ
「行動計画」も決め、
規制・監督の強化、国際金融機関改革など
5つのテーマに合わせて50近い項目を盛り込んだと
ニュースなどで報じられています。


そして、
これらのことを総合的にまとめますと
次のようになります。

G20金融サミットのポイント

1.金融安定化へ向けて必要となる
  あらるゆ追加的措置の実施

2.IMF(国際通貨基金)、世界銀行が役割を果たすべく
  十分な資金基盤を確保

3.金融市場の透明性を強化し金融機関の監督徹底



金融危機への対応や国際金融市場などのこれから先において、
これの3つのポイントは大変重要になると思われますから
明記しておきます。

また、
この三つ目のポイントである
”金融市場の透明性を強化し金融機関の監督徹底”は、
アメリカやイギリスを中心として展開してきた
自由放任の資本主義と自由市場の流れを止めることになります。

私は個人的には、
市場の透明性や規制、金融機関の監督は、
適度なものであれば賛成です。
しかし、
あまりに厳しく不適正なものになれば、
金融市場や経済を滅ぼしかねないので
各国当局は慎重に対応することが必要でしょう。

また今後は、
『脱レバレッジ(借り入れ)』ということで、
金融機関の借入比率の見直しが行われることに
なる流れです。

一般に米英の投資銀行やヘッジファンドの
”レバレッジ率は30対1”
だといわれています。
つまり、
自己資金1ドルに対して30ドルも借りているということです。

この資金力を持って、
ヘッジファンドなどは株式市場で株を買って
自己資金よりもずっと大きく運用していました。

そして今、
この過剰な借入金を解消し、
資本増強を目指すのは世界的な流れです。

レバレッジの解消を
全ての金融機関やヘッジファンドが一斉に取り組んだら
金融市場は一気に縮小してしまいます。
場合によっては、
実体経済を破壊するぐらいの威力があります。

今の株価の下落は、
このヘッジファンドの解約から大量の株売りの影響が
少なくありません。

このようにレバレッジ率が高い投資を行えば
失敗したときにはその分損失も大きくなります。
また結局のところ
自己資金の何十倍もの大きなお金で投資されていると
その実態を把握しづらいというのも当局の見解でしょう。

それに、
市場や金融機関に信用や健全性を取り戻すために
銀行など自己資本の増強はとても重要ですし、
ヘッジファンドなどへ株の空売りを規制することも
株価下落を抑える効果はあると思います。
しかし、
金融市場が不安定なこの局面では
レバレッジ率の解消には
かなり慎重な対応が望まれます。

(ロイター通信を参考)
米国時間で11月13日に
ヘッジファンドの役割や規制などに関する公聴会が、
米下院監督・政府改革委員会で開かれました。

著名投資家ジョージ・ソロス氏をはじめ、
ジョン・ポールソン氏、フィリップ・ファルコン氏、
ジェームズ・サイモン氏、ケネス・グリフィン氏
という業界の重鎮が出席したそうです。
この公聴会では、
ヘッジファンドによる金融危機への加担について
確認などがされたとあります。
しかし、
この公聴会の記事で最も驚いた箇所は、
ジョージ・ソロス氏が、
『ヘッジファンド業界の運用資産は50%から75%減少する』
とヘッジファンドの運用資産半減の予想をしていることでした。

レバレッジ(借入金)の解消や
金融市場の規制強化の動きから、
自由な運用スタイルから
絶対利益追求型のヘッジファンドには、
今の規制の流れは、向かい風を感じるのは否めません。

ヘッジファンドにとっても
金融市場の米英流のルールが変わることは
運用環境は大変厳しくなるはずです。

そして、
今後も国際協調体制から
金融安定化に向け「あらゆる追加的措置をとる」ことで、
まず金融危機を収束させるために各国が力を尽くすでしょう。
金融市場が安定したら
次のステップでは、
より強固な基盤を持つ
21世紀型のグローバルな金融システムへ
再構築がされていくことになります。

ただし、
繰り返しになりますが、
これらのプロセスでは、
その変化が急激で”荒治療を伴うもの”にならないように
各国の政府は細心の注意を払って欲しいと思います。

以上、
『アメリカが変わるとマネーはどうなる』の2回目のテーマとして
色々と記述しましたが、
読者の皆さんに伝えたかったことは、
大きな変化が起ころうとしている事実です。

金融危機によって、
『アメリカのブランド力』が大きく損なわれました。
またその反面では、
経済問題の解決が最優先され
次期大統領にオバマ氏が選ばれました。

そして、
いま世界の金融市場および経済の仕組みが
大きな転換期を迎えています。

一日も早く
金融市場に信用が回復し安定するよう
各国政府の対応に期待します。


引き続き、
国際金融経済の行方をしっかり視て行き、
読者の皆さんの役に立てる記事を書きたいと思いますので
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本日も最後までブログをお読みくださりありがとうございました。


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