実践派FPのスローリッチのすすめ

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世界各国の協調体制が基本(金融危機への対応) 

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実践派FPファイナンシャルプランナー
斉藤俊行(豊島区FP)のブログです。
読者の皆さまのお金と幸せと成功に、
少しでもお役に立つ記事を書けるようにブログへ取り組んでいます。


日銀が金融政策決定会合で利下げをすることに決めました。

金利とはお金の値段です。

日銀は10月31日の金融政策決定会合で、
政策金利である
無担保コール翌日物金利の誘導目標を
年0.5%から0.2%引き下げ、0.3%とすることを決めました。
市場予測は0.25%でしたから、
0.05%分だけ利下げ幅が小さいことになります。

最近の円高・株安など
世界の金融危機の動揺が深まる中で、
日銀は日本経済を利下げによってサポートする考えでしょう。

最近、連日の日本の株価上昇は
今回の日銀の協調利下げの
期待をおり込んでいました。

だから万が一
利下げせずに現状維持であれば
為替は急激な円高に動き
株価は暴落しているかもしれません。

でも今日の株価が下がったのは、
失望売りやパニック売りではなく
材料出しつくし感と考えられます。

日銀の利下げは、
2001年3月以来なので
実に7年7カ月ぶりとなります。

ちなみに、
無担保コール翌日物金利とは
銀行など金融機関のあいだで
短期の資金の貸し借りを行うところを
コール市場といい、
このコール市場において
無担保で翌日には返済するという
資金のやり取りを行う際の金利を
無担保コール翌日物金利」という。

このように銀行を中心とする
金融機関などで構成される
短期の資金融通市場を総称し
インターバンク市場といいますが、
先ほどのコール市場などでは
銀行間で日々大きな資金を貸し借りし合い
動かしています。

その銀行間の資金の取引に
大きな影響を与える金利が下がれば
それだけ資金が借りやすくなります。
お金の流れは良くなりますね。

日本銀行が金融政策決定会合では、
その市場金利を誘導するために
無担保コール翌日物金利の誘導目標を決めるのです。

今回の会議では、
その誘導目標の金利を
年率0.5%から0.2%引き下げて、
年率0.3%とすることになりました。

ご存知の方も多いと思いますが、
短期金利は日本銀行がコントロールしています。
(外国であれば米国はFRB、
各国中央銀行が短期金利をコントロールしています)

そして、
金融政策を見れば、
その国の経済状態が良く分かる」

といわれますが、
その通りだと思います。

「利下げを行う」目的は、
「株価を上げたい」、「景気を良くしたい」
ということなので
その国の現状ではよくないということです。
またそれが、
世界的に協調利下げを
しなければならないということは
それが世界に及んでいるということです。

ただし
最近のように
金融危機がおきてしまったあとは、
中央銀行(日本は日銀)による金融政策での
金利の引き下げだけでは
効果は限定的というのは
米国などを見れば理解できます。
(平成不況、失われた10年といわれた
あの当時の日本もそうでしたね)

米国FRBのバーナンキ議長に
あせりが出始めたのは
金融政策(今は金利の引き下げ)だけでは
経済や金融マーケットに効果が出ないということが
分かったからだといわれています。

なぜ利下げなどの金融政策が、
効果が出ないかといえば、
お金を借りたい人があまりいないからです。

金融危機、不況を意識すれば、
借金して設備投資をするなど
積極的になるよりも
借金の返済や事業の縮小を考えるのが
普通です。

それは企業の財務状態を表す
バランスシートが毀損(きそん)したりすれば
負債の比率が大きくなることを意味しますから、
設備投資などよりも
借金の返済を優先するようになります。

個人の財務状態を考えても分かるように
資産と負債のバランスが悪化すれば、
当然、消費を抑え節約に走り、
借金の返済に意識を向けるようになります。

繰り返しになりますが、
一般に、
バランスシートへ問題が生じますと
積極的にお金を借りたいという人が、
いなくなってしまいます。

このように
「借り手不在」だと
利下げをしても効果がないから、
金融政策だけでは、
景気や株価なども良い方向へ反応してもらえません。


ただし、
今回の日銀の協調利下げは、
世界中のマーケットも期待していましたから、
意味はありましたが。


株価が大暴落後、
私も国際金融市場や世界経済を
解読することを試みて真剣に取り組んでいます。

そして、
色々と検討を重ねると
これからしばらくの間は、
金融緩和(利下げ、市場の流動性維持など)と
財政出動(資本注入や景気対策)で
いわゆるバラマキで景気を刺激しながら
金融危機を乗り越えて行こうとするのではないかと
思いますが読者の皆さんは如何でしょうか?

世界各国が協調体制で
金融政策と財政政策をセットの合わせ技が
繰り広げられそうです。


参考: ロイター通信より
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-30002220080128

<世界経済の問題解決、財政政策の補完が必要=IMF>
2008年 01月 28日 12:02 JST
[ダボス(スイス) 26日 ロイター]
国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は、
26日、中央銀行の金融政策だけでは、
根強い世界経済の問題を解決するには
不十分だとの見解を示した。
世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)後に
記者団に対し述べた。

同専務理事は、
財政政策も金融政策を補完する必要があると指摘。
「金融政策は非常に重要だが、
それだけでは問題は解決できない。
全体像を視野に入れなければならない。
これには財政政策も含まれる」と語った。

さらに
「われわれは、世界不均衡に直面しており、
サブプライムモーゲージ
(信用度の低い借り手向け住宅ローン)危機は
その一部にすぎない。
われわれは通貨の不均衡や、
一部の国で黒字が増加していること、
商品価格の上昇などにも直面しており、
これらの不均衡はすべて是正されなければならない」
と述べた。



上の記事にあるように
世界各国が財政出動をした方がよいと
IMFの専務理事が述べています。

2008年1月にIMFストロスカーン専務理事が
金融危機への対応について、
金融政策と財政政策は両方とも必要であると
述べています。

IMFは国の政策では、
財政再建を重要視して来ましたから、
財政出動いわゆる景気対策のための
バラマキとは反対の立場を取っています。
そのIMFが、
金融危機への対応において財政出動も必要であることを
言及しています。

私たち日本人は、
金融危機、平成不況になってしまったあとでは、
利下げや量的緩和など金融政策が効き目がないことは
世界に先駆けて経験上、理解しています。

そうだとすると、
金融危機が収束し経済がよくなるまでは、
世界中で財政出動し景気刺激策を実行しながら
金融政策を平行し行うということなのでしょうか?

日本も過去に同じようなことをやりましたね。
(あらたなバブルを生むような予感もしますが・・・・。)

国際金融市場にいまや国境はなく
ボーダレスといわれるように
密接に関係し合い影響を与え合います。
だから、
これからも金融危機への対応は
「世界各国の協調体制が基本」で行われると思います。

いよいよ11月に入りました。
株価も10月に底を打ったとして
事態が好転していくことを期待します。



引き続き、
国際金融経済の行方をしっかり視て行き、
読者の皆さんの役に立てる記事を書きたいと思いますので
どうぞよろしくお願い致します。
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本日も最後までブログをお読みくださりありがとうございました。


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コメント

こんばんは、にしやんです。
まさに仰るとおりで、
今こそ日本の率先垂範が必要な時期ではないでしょうか。
これができなければ、日本の政治家は2流ばかりだと、
世界各国からレッテルを貼られてしまうでしょう。
過去の経験を是非活かして欲しいものです。
では、応援して帰ります。

  • 2008/11/02(日) 20:51:15 |
  • URL |
  • FX初心者のサラリーマンでも勝てる!脅威のFXシステムトレード講座 #-
  • [ 編集]

こんばんは。
なんとなくですけど、株価の10月底は甘いような気がしますねー。日本の株はかなり下がりましたけど、欧米の下げはこれからじゃないでしょうか。もちろん欧米下げれば日本も下がるでしょうから、終値で日経平均6000円台付ける日がくるのではないでしょうか。

  • 2008/11/02(日) 23:34:03 |
  • URL |
  • まる #-
  • [ 編集]

コメントありがとうございます

にしやん様
コメントありがとうございます。
協調体制のもと、
金融危機収束へ向かうことを期待します。
応援感謝いたします。

  • 2008/11/03(月) 10:24:33 |
  • URL |
  • 実践派FP斉藤 #-
  • [ 編集]

コメントありがとうございます

まる様
コメントありがとうございます。
株価は大きく動くので底値はどうなるかわかりませんが、
投資家の一人として、
11月は好転の兆しが見えることを期待したいと思います。

  • 2008/11/03(月) 10:33:09 |
  • URL |
  • 実践派FP斉藤 #-
  • [ 編集]

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