実践派FPのスローリッチのすすめ

本業を大切にしプライベートも充実させながら、ゆっくりと「賢明で幸せなお金持ちになりたい人」を意識したブログです。金融基礎知識のない初心者のために保険や投資信託などにも触れていきます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大恐慌にはならない仕組み

ブログ・ランキングはこちら
      ↑ ↑ ↑   
(一日一回、応援クリックどうぞよろしくお願い致します)

実践派FPファイナンシャルプランナー
斉藤俊行(豊島区FP)のブログです。
読者の皆さまのお金と幸せと成功に、
少しでもお役に立つ記事を書けるようにブログへ取り組んでいます。


株価が少し戻ってきましたね。
しかし
まだ問題が解決した訳ではなく
金融安定化策
これから具体的に実行されるので
その効果が確認されるのはこれからです。
決算や経済指標などの発表も控え
米国株に連動し日本株も乱高下の可能性は常にありますが
それに感情を左右されないようにしたいと思います。

今後の世界の金融マーケットの動向を予測すれば、
今は既に投資家は、
金融安定化策”実行力””その効果”
関心を寄せていますので
その対応の仕方によっても
米国や欧州はじめ各国の実行力次第で
株価や為替は大きく上下するかもしれません。

でも世界で国が協調し合い
金融安定化策を実行することになりましたから
株価の動きは別として、
金融危機の最悪な状態は回避されたのではないでしょうか。

ここ数日間につきましては、
日本、米国、欧州など迅速に対応できていると思います。

それによって投資家へ安心感が広がり
株式マーケットへお金が戻ってきたのでしょう。

しかしながら、
各国の協調体制や行動計画は評価されても、
金融危機の問題は
世界が協力し国がその計画を実行しなければ終息はしません。

今後も各国の動きを注視したいと思います。

私は楽観的な性格からなのか、
このような金融危機の局面になっても
株価は10月ごろ底をつき、
上昇し始めることを本気で期待していたり、
また
金融恐慌、経済恐慌など大恐慌になることは
考えてないことはブログで書き続けてきた通りです。

大恐慌とは、
株価や不動産価格が大暴落し続ける中、
景気が大きく後退して行き、
消費が冷え込み需要の急速な低下および
商品の供給過多から物価が下落し、
決済や取引に対する信用も喪失し
金融機関や企業が連鎖倒産し
失業が急激かつ大規模に生じてしまい
金融システムが崩壊し経済の機能が麻痺してしまうことです。

お金を借りた企業や人が
借金の返済が出来なくなり、
そうなれば、
銀行がお金を貸さなくなります。
そのすぐ後に
市場から資金が枯渇しはじめますから、
経済が停止するようになりますね。

恐慌とはこんな感じです。


昨年夏ごろから米国発のサブプライム問題によって
世界の金融市場は大きく揺れ動いています。

またアメリカ政府やFRBの対応も
一貫性に欠けるなど
私も理解ができないことがいくつかありました。

たとえば
アメリカ政府は、
投資銀行であるベアー・スターンズは、
JPモルガンに資金提供(貸付)して救済させているのに
同じく投資銀行のリーマンブラザーズは経営破たんさせました。
でもAIGには同時期に公的資金を投入することを決めました。

このAIG、ベアー・スターンズ、リーマン・ブラザーズは
いずれも世界的な企業です。
そのような会社が経営破たんしたら
世界中へ悪影響が及ぼすのは誰が考えても明らかです。
だから、
実際、リーマンの経営破たんで
直ちに金融危機が一層深刻になりました。

それに2008年の5月には、
FRBのバーナンキ議長、
さらにグリーンスパン前FRB議長が揃って、
『金融不安は回避された』と明言しています。

そういうことを言っておきながら、
ベアー・スターンズなどの
金融機関を救済してきたのに
リーマン・ブラザーズを見殺したことで、
金融不安を無くすどころかすごく大きくさせました。

その判断基準が今でもよく分かりません。

それに昨年の対応から記憶をたどり考えてみますと、
このサブプライム問題から始まった金融危機に対して
FRBが金融緩和を行うタイミングは遅かったと私は感じますが
読者の皆さんは如何でしょうか?

しかし、
そのように疑問が残ることもありますが、
金融恐慌になるとは考えませんでした。

その理由を簡単にまとめると、
現在の金融システムは世界各国が協調し
危機を食い止める「安全装置」が働くからです。

そのような進化した世界のセーフティーネットがある以上
『世界大恐慌はおきない』
このように思います。

まず各国が
金融安定化策を協調し取り組むことについては、
10月10日の主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議から、
各国が銀行への資本注入などの危機対応策を打ち出しました。
まだ世界景気の不透明感もあるので、
金融不安に対する欧米の追加策の動向にも注意が必要ですが
でもまずは、
世界の金融システムは、
利下げ、資金供給の金融緩和や政府が保証するなど
問題解決へ向かい協力し合っていると言ってよいでしょう。

その内容は具体的に示すと以下の通りとなります。


<日本の金融安定化策の骨子>

・市場安定化の観点から自社株買い規制の緩和を直ちに実施
・証券取引所の空売り情報開示の拡充などを早急に検討・実施
・政府などが保有する株式売却について、
 市中売却の一時凍結を検討・実施。
 日銀も同様の措置の検討を期待
・金融機能強化法の強化・活用で、
 地域金融機関による
 中小企業金融の円滑化を図ることを早急に検討
・10月15日に金融機関の代表者を集め、金融円滑化に向けた要請を行う。
・情勢の変化により、あらゆる対応策を検討



<米欧など各国の金融安定化策

1.資本注入について

アメリカ   :金融機関の株式購入を発表
        金融安定化法に基づく最大7000億ドル(約70兆円)の
        公的資金のうち2500億ドル(約25兆円)を
        資本注入に使う方針で、
        JPモルガン・チェースなど
        大手9行に1250億ドルを先行注入する。

ドイツ    :14兆円規模の公的資金注入策を発表
フランス  : 5.6兆円規模の公的資金注入策を発表
イギリス  :大手3銀行に最大約6.7兆円の資本注入を発表
アイスランド:大手3銀行を政府管理下にする
イタリア   :銀行の優先株買取制度を発表


2.預金保護について

アメリカ    : 金融安定化法で預金保護上限を25万ドルに引き上げ

ドイツ      :個人預金を全額保護
*欧州     :預金保護などでは
         国内外の銀行を一律に扱うよう義務付ける流れ

オーストラリア  :個人預金を3年間全額保護
ニュージーランド:個人預金を2年間全額保護


3.銀行間取引保障について

ユーロ圏 :銀行間取引を保障する共同行動計画を採択



次に
私たちが金融機関を利用する際、
利用者保護の仕組みについて簡単にお話します。
大きく分けて金融機関は、
銀行、証券会社、保険会社です。

私たちがこれら金融機関のサービスを利用する際には
以下の通り一定の保護がされています。
そうでなければ、
自分たち庶民はとても不安になりますよね。
だから
以下のような「安全装置」が日本にもあるのです。


銀行:預金保険制度(ペイオフ)
    
   銀行などが破綻した際に、
   1金融機関あたり一人1,000万円を限度に
   預金の払い戻しを保障する制度です。
   (1,000万円までの元本とその利息です)
   今後はこの上限金額の拡大をめぐり
   議論があるかもしれません。


証券会社:投資者保護基金
       証券会社の破綻時に、
       顧客の預り資産の返却を保障する機関
       
       分別管理されていないなかった場合などに限り
       投資家一人当たり1,000万円まで保障されます。
       但し、
       分別管理されている投資信託などは
       証券会社の破綻に関係なく保護されています。


保険会社:生命保険契約者保護機構
       
       生命保険会社が破綻した際、
       保険契約を引き継いだ
       保険会社を資金援助する機関
       生命保険と損害保険の2つが設立されています。
       (損保:保険契約者保護機構
       満期返戻金や解約返戻金などは
       責任準備金の90%までは保護されます。



以上、
世界や日本の金融システムの事実や
ニュースの情報に基づき簡単にまとめてみましたが、
1930年代に起きた世界大恐慌の時代の
金融機関の個別の対応とは
比較にならない程、
現在の金融システムは発達しています。

それに
1985年のG5(主要5カ国蔵相・中央銀行総裁会議)で
決定された「プラザ合意」以降は、
先進国の金融政策、財政政策について
お互いが協調しあう仕組み、
また金融システムの安全保障体制が作られました。
(ニューヨークのプラザホテルで開催されたからプラザ合意)

またこのような金融システムは、
国際金融市場全体および世界各国において、
経済危機や金融危機が起こるたびに進化していますから、
今回の米国発サブプライム問題から始まった金融危機からも
多くを学び世界の金融システムは更に改善されていくはずです。

このような構造がある以上
経済が崩壊することはないと思います。

また今のような世界金融マーケットの展開であれば
投資家の資産運用ポートフォリオは縮小しているのが普通です。

しかしながら、
ここは辛抱強く耐える時ですから
私は一人の投資家として
パニック売りには付き合わずに
回復するまでのあいだ
コツコツと合理的に買って投資を続けています。

恐慌が来ると思えばお先が真っ暗になりますが、
そうでなければ経済や株式市場は必ず回復して行きます。
すぐに全ての問題が片付くわけでありませんが、
でも最近の経済サイクルは本当にスピーディーです。
そして、
今まで何度も繰り返してきたような大きな波がまた再来し
より大きなリターンが期待できるマーケットに成長するはずです。

私は『大恐慌にはならない仕組み』が
国際金融市場にはあると思いますが
読者の皆さんは如何でしょうか。


これからも金融マーケットの短期的な相場に
感情を動かされることなく
国際金融経済の行方をしっかり視て行きます。
そして、
読者の皆さんの役に立てる記事を書きたいと思いますので
どうぞよろしくお願い致します。
(応援クリックしてくださり誠にありがとうございます。)


本日も最後までブログをお読みくださりありがとうございました。


ランキングへ参加しています。
クリックして頂きますと一票が入りますので、応援して頂ければ幸いです。
こちらを1クリックどうぞよろしくお願い致します。
     ↓↓↓
ブログ・ランキングへ


いつも本当にありがとうございます。
 ブログヘのうれしいコメントはこれからもありがたく頂戴いたします。
 但し、金融情報の提供や具体的なアドバイスなどを求める
 ご質問につきましてはお応えできませんのであらかじめご了承くださいませ。
 今後ともどうぞよろしくお願い致します。
スポンサーサイト

テーマ:ビジネス - ジャンル:ビジネス

コメント

金融危機と世界恐慌

お久しぶりです。
私も、今回の各国の金融安定化策で、金融危機の山は越えたと思っています。最後の歯止めを作ったことで恐慌にならない安心感は出てきましたが、先進国のリセッションは避けられない感じですよね。
そうすると、以前斉藤さんが仰ってた、アジア、エマージング市場への資金シフトは功を奏しそうですね。
アメリカ中心の需給で動いていた世界経済が、まさに変化する時代に入ったのかもしれません。

  • 2008/10/15(水) 23:08:55 |
  • URL |
  • まる #-
  • [ 編集]

ありがとうございました。

まるさま
コメントありがとうございます。
今後の世界経済がどのように変化し、
成長するのか興味深いです。
そして、
金融危機が早々に解消されることを期待しています。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

  • 2008/10/16(木) 14:08:39 |
  • URL |
  • 実践派FP斉藤 #-
  • [ 編集]

株とリーマン

このおかげで?今月あまり人が飲みに歩いてない!
困ったものです・・・

  • 2008/10/17(金) 03:16:55 |
  • URL |
  • こば #bM4TJFTs
  • [ 編集]

また会いましょう。

小林さん
商売とは厳しいものかもしれませんね。
今度は相撲部の皆とお店へ行きますよ。
また元気な姿を見せてください。
美味しいつまみとお酒が楽しみです。

  • 2008/10/17(金) 16:29:48 |
  • URL |
  • 実践派FP斉藤 #-
  • [ 編集]

確かに

こんにちは、にしやんです。
> FRBが金融緩和を行うタイミングは遅かったと私は感じますが
> 読者の皆さんは如何でしょうか?
私も遅かったと思います。
斉藤さんの仰るように、世界恐慌時とは金融システムが大きく変わっていますので、
そんなにおびえる必要はないのかもしれませんね。
今後の各国の「実行」に期待します!
では、応援して帰ります。

  • 2008/10/18(土) 11:30:00 |
  • URL |
  • FX初心者のサラリーマンでも勝てる!脅威のFXシステムトレード講座 #-
  • [ 編集]

ありがとうございます

にしやん様
本日もありがとうございます。
政府の今後の対応に期待しましょう。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

  • 2008/10/18(土) 19:41:10 |
  • URL |
  • 実践派FP斉藤 #-
  • [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://slowrichlife.blog41.fc2.com/tb.php/151-d88c7081
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。